P
花巻市役所
大迫振興センター・
大迫交流
活性化センター
お
お
は
さ
ま
さ
ん
ぽ
花巻ふれあい散策③
歩 く と 「 ま ち 」 が 見 え て く る大迫町仲町通り商店街
ふらり
大
迫
散
歩
大 迫 町 仲 町 通 り 商 店 街 ( 遠 野 街 道 )
早池峰と賢治の展示館
鉱菓子舗
ドン・ボスコ
地名や地形の特徴、実在する滝や岩などから、 大迫が舞台やモデルに
なったと推測される 賢治作品が多数! 店舗入口には、
「薪割リスト」であ る
ご主人の手による 「薪アート」が!
もともと大迫で
大きくカーブしていた遠野街道を、 南部利直公の命で直線に整備。 宿駅が置かれ、宿場町としての
発展が始まりました。
早
池
峰
山
の
懐
に
抱
か
れ
た
、
宿
場
町
の
面
影
を
今
に
残
す
ま
ち
花
巻
市
東
部
に
位
置
し
、
遠
野
市
と
接
す
る
大
迫
地
域
。
今
か
ら
約
4
0
0
年
前
、
盛
岡
南
部
藩
主
・
南
部
利
直
の
命
に
よ
り
街
道
が
整
備
さ
れ
、
遠
野
街
道
の
宿
場
町
と
し
て
栄
え
ま
し
た
。
か
つ
て
は
金
山
、
後
の
時
代
に
は
葉
タ
バ
コ
生
産
や
養
蚕
で
に
ぎ
わ
い
を
見
せ
た
大
迫
。
2
月
下
旬
~
3
月
上
旬
に
開
催
さ
れ
る
人
気
の
イ
ベ
ン
ト
「
お
お
は
さ
ま
宿
場
の
雛
ま
つ
り
」
で
は
、
華
や
か
に
花
開
い
た
往
時
の
町
人
文
化
の
一
端
に
触
れ
る
こ
と
が
で
き
ま
す
。
ま
た
大
迫
は
、
岩
手
県
で
初
め
て
本
格
的
な
ぶ
ど
う
栽
培
と
ワ
イ
ン
造
り
に
取
り
組
ん
だ
地
。
ユ
ネ
ス
コ
の
無
形
文
化
遺
産
に
登
録
さ
れ
た
民
俗
芸
能
「
早
池
峰
神
楽
」
を
守
り
続
け
る
場
所
で
も
あ
り
、「
神
楽
と
ワ
イ
ン
の
里
」
を
ま
ち
の
キ
ャ
ッ
チ
フ
レ
ー
ズ
に
掲
げ
て
い
ま
す
。
今
回
歩
い
た
の
は
、「
お
お
は
さ
ま
宿
場
の
雛
ま
つ
り
」
や
、
お
盆
に
行
わ
れ
る
「
あ
ん
ど
ん
ま
つ
り
」
の
メ
イ
ン
会
場
で
も
あ
る
「
仲
町
通
り
」。
ま
ず
は
、花
巻
市
大
迫
交
流
活
性
化
セ
ン
タ
ー
に
隣
接
す
る
「
早
池
峰
と
賢
治
の
展
示
館
」
を
訪
ね
ま
し
た
。
赤
い
屋
根
、
白
い
板
張
り
壁
が
か
わ
い
ら
し
い
展
示
館
は
、
か
つ
て
稗
貫
郡
役
所
と
し
て
使
わ
れ
て
い
た
建
物
を
移
築
・
復
元
し
た
も
の
。
館
内
に
は
、宮
沢
賢
治
に
関
連
す
る
貴
重
な
資
料
や
、
早
池
峰
の
自
然
を
紹
介
す
る
パ
ネ
ル
や
鉱
物
な
ど
が
展
示
さ
れ
て
い
ま
す
。
こ
の
建
物
、実
は
宮
沢
賢
治
の
童
話
「
猫
の
事
務
所
」
の
モ
デ
ル
で
は
な
い
か
と
い
わ
れ
て
い
ま
す
。
盛
岡
高
等
農
林
学
校
の
研
究
生
時
代
か
ら
、
土
性
調
査
で
た
び
た
び
大
迫
を
訪
れ
て
い
た
賢
治
。「
風
の
又
三
郎
」「
注
文
の
多
い
料
理
店
」「
や
ま
な
し
」
な
ど
、
大
迫
が
舞
台
と
な
っ
た
賢
治
作
品
も
数
多
い
の
だ
と
か
。
賢
治
フ
ァ
ン
な
ら
ぜ
ひ
と
も
訪
れ
て
ほ
し
い
ス
ポ
ッ
ト
で
す
。
次
に
訪
ね
た
の
は
、
明
治
30
年
創
業
の
老
舗
菓
子
店
「
髙
鉱
菓
子
舗
」。
店
内
に
は
、
4
代
目
と
5
代
目
が
作
る
和
洋
菓
子
が
並
び
ま
す
。
香
り
高
い
地
元
産
の
ご
ま
を
練
り
こ
ん
だ
生
地
で
餡
を
包
み
、
1
つ
1
つ
丁
寧
に
手
焼
き
し
た
「
元
祖
え
ん
し
ゅ
う
焼
き
峰
の
山
河
」
は
、
初
代
か
ら
続
く
伝
統
の
味
。
大
迫
ワ
イ
ン
を
使
っ
た
芳
醇
な
味
わ
い
の
よ
う
か
ん
や
ゼ
リ
ー
も
お
す
す
め
で
す
。
5
代
目
が
作
る
人
気
の
シ
ュ
ー
ク
リ
ー
ム
は
、
さ
っ
く
り
硬
め
の
皮
に
バ
ニ
ラ
ビ
ー
ン
ズ
が
香
る
カ
ス
タ
ー
ド
ク
リ
ー
ム
が
ベ
ス
ト
マ
ッ
チ
。
皮
で
ク
リ
ー
ム
を
す
く
っ
て
召
し
上
が
れ
。
続
い
て
訪
ね
た
の
は
、「
本
と
文
具
い
せ
か
ん
商
店
」
と
看
板
の
あ
る
文
房
具
店
…
の
中
に
あ
る
パ
ン
屋
さ
ん
「
ド
ン
・
ボ
ス
コ
」。
呉
服
店
や
文
具
店
を
長
年
営
ん
で
き
た
「
い
せ
か
ん
商
店
」
の
8
代
目
・
深
澤
修
子
さ
ん
が
、
約
15
年
前
に
始
め
た
パ
ン
屋
さ
43
展示館の建物は明治時代に建てられた 旧稗貫郡役所を移築。この建物は宮沢 賢治の童話「猫の事務所」のモデルとも いわれています。館内は改修されていま すが、2階へ上る階段の踏板などは当時 のものをそのまま利用しています。賢治 が自ら「赤(修正)」を入れた「雨ニモマケズ」 の原稿(複製)など、貴重な資料を展示。 大迫ワインに漬け込んだ干しぶどう入りの「早池峰ク
ッキー(90円)」(左)。初代から続く伝統のお菓子「元 祖えんしゅう焼き 峰の山河(120円)」は、1枚焼き 上げるのに15分もかかるとか。
粉・水・酵母・塩だけで作った「げん こつ(100 円)」、スイスの友人直伝の 卵やバター、牛乳をたっぷり使った「三 つ編み(小120円)」のほか、食事パン、 惣菜パン、菓子パンなど種類も豊富。
東京や盛岡でパティ シエ経験を積んだ5 代 目が 作 る人 気 の シュークリーム。限定 数なのでお早めに! レジ横にある薪窯。東
日本大震災の停電時 には、こちらでパンを 焼いたのだそう。
DATA
〒028-3203 花巻市大迫町大迫3-161 TEL 0198-48-3231
営業時間:9:00 ~ 16:30 定 休 日:12/29 ~ 1/3 DATA
〒028-3203 花巻市大迫町大迫3-210 TEL 0198-48-2528
営業時間:8:30 ~ 18:30
定 休 日:第1・3日曜日(変更の場合あり)
DATA
〒028-3203 花巻市大迫町大迫3-208 TEL 0198-48-3435
営業時間:11:30頃~売り切れ次第終了 定 休 日:日曜日
P
花巻市役所
大迫振興センター・
大迫交流
活性化センター
大迫町仲町通り商店街(遠野街道)
にんにくや 唐辛子を使った
調味料が人気! リピーターも
多いとか。
市日や イベント開催時には
たい焼きを販売。 人気です!
その歴史は500年とも 600年ともいわれる 岩手最古の市「九日市」。 農海産物の販売や無料の お振る舞い、芸能披露
なども行われます。
九日市
って?
DATA 〒028-3203
花巻市大迫町大迫3-174-1 定 休 日: 不定休
(見学希望の方はTEL0198-48-2520まで連絡を) DATA
〒028-3203 花巻市大迫町大迫3-201 TEL 0198-48-4053 営業時間:8:00 ~ 18:30 定 休 日: 火曜日
ん
で
す
。「
大
迫
に
は
ワ
イ
ン
と
チ
ー
ズ
が
あ
る
。
あ
と
は
パ
ン
で
し
ょ
、
っ
て
こ
と
で
」
と
当
時
を
振
り
返
る
深
澤
さ
ん
。
ス
イ
ス
人
の
友
人
か
ら
教
わ
っ
た
と
い
う
天
然
酵
母
を
使
っ
た
素
朴
な
パ
ン
は
、
香
ば
し
く
て
噛
む
ほ
ど
に
旨
み
が
じ
ん
わ
り
。
市
内
は
も
ち
ろ
ん
、
近
隣
市
町
や
盛
岡
か
ら
も
多
く
の
リ
ピ
ー
タ
ー
が
訪
れ
ま
す
。
次
に
向
か
っ
た
の
は
「
星
の
道
」。
こ
ち
ら
は
、
大
迫
地
域
で
調
味
料
を
製
造
・
販
売
す
る
「
早
池
峰
自
然
科
学
興
業
」
の
直
営
店
…
で
は
あ
り
ま
す
が
、
店
内
に
は
骨
董
品
が
ず
ら
り
。
営
業
で
東
北
各
地
を
回
る
代
表
の
佐
藤
美
紀
男
さ
ん
が
買
い
集
め
た
骨
董
品
を
展
示
し
て
い
ま
す
。
江
戸
時
代
の
桶
に
大
正
・
明
治
の
古
い
書
籍
、
昭
和
の
始
め
の
お
も
ち
ゃ
や
食
器
、
映
画
の
ポ
ス
タ
ー
。
さ
ま
ざ
ま
な
時
代
が
交
錯
す
る
不
思
議
な
空
間
は
、
思
わ
ず
時
間
を
忘
れ
て
見
入
っ
て
し
ま
い
ま
す
。
そ
し
て
最
後
に
伺
っ
た
の
は
、
明
治
時
代
の
商
家
の
堂
々
と
し
た
佇
ま
い
が
目
を
引
く
「
村
喜
本
店
」。
見
事
な
梁
を
残
す
店
内
に
は
、
大
迫
ワ
イ
ン
や
大
迫
土
産
、
早
池
峰
山
グ
ッ
ズ
な
ど
が
並
び
ま
す
。
店
の
一
角
に
は
喫
茶
ス
ペ
ー
ス
も
あ
り
、
毎
月
9
の
つ
く
日
に
開
か
れ
る
岩
手
県
最
古
の
市
「
九
日
市
」
に
は
、
町
内
外
の
人
の
憩
い
の
場
に
な
り
ま
す
。
毎
年
4
月
~
11
月
中
旬
頃
ま
で
は
、
仲
町
通
り
の
お
店
の
ほ
か
、
早
池
峰
ダ
ム
湖
畔
に
あ
る
「
道
の
駅
は
や
ち
ね
」
内
の
臨
時
店
舗
で
も
営
業
し
て
い
ま
す
。
ま
っ
す
ぐ
に
伸
び
た
街
道
、
縦
格
子
が
美
し
い
古
い
商
家
…
。
在
り
し
日
の
宿
場
町
の
風
情
を
伝
え
る
大
迫
の
ま
ち
は
、
今
も
昔
も
旅
人
を
や
さ
し
く
出
迎
え
て
く
れ
ま
す
。
43
さまざまな時代の骨董品が並ぶ店内。 噂を聞きつけて各地の骨董好きが訪ね てくるとか。基本的には展示のみで販売 はしていませんが、交渉次第で…。佐藤 代表のユニークな解説を聞くのも楽しみ のひとつ。
明治から続く商家「村喜本店」。 かつては質屋や養蚕業を営ん でいたことも。店主の村田英 作さんは奥さんととも にぶどう園も営んでお り、村喜オリジナル のワインも販売して います。